※この記事は2024年5月8日に更新されています。
沖縄は青い海、青い空、年中暖かくて過ごしやすい。最高~!!
って思っていませんか?
実は沖縄は年間を通して湿度が高く、雨も多い地域のため、年中じめじめムシムシしています。
その為、カビや結露が起きやすい上に、洗濯物が乾きにくいんです。
それを解決できるのが沖縄で必須家電と言われている
除湿機 なんです。
除湿機はお部屋の湿度を下げることで湿度をコントロールし、カビの繁殖を抑えることができます。
また、部屋干し時にランドリー機能を活用することで洗濯物を乾かすこともできる為、沖縄で生活する上で無くてはならない家電です。
私、アルパ家は沖縄産まれで30年以上住んでいます。さらに家電販売員として15年以上の経歴があり、沖縄に最適な家電の知識を持っています。
今回は沖縄に必須な除湿機について解説していきます。
この記事を参考にしていただくことで「沖縄で除湿機を購入する場合の失敗しない選び方」がわかるようになります。
沖縄に除湿機が必要な理由
沖縄の年間平均気温と平均湿度
那覇市(気象庁参照 統計期間1991年~2020年)
温度:年間平均気温23℃
湿度:月平均湿度冬場で70%弱 梅雨の時期で80%以上
補足:年間降水量は約2000ミリ、日照時間も本土と比べ少ない
カビが発生する3大条件が揃っている
カビが発生しやすい3大条件
・温度 → 約20~30℃
・湿度 → 約60%以上
・栄養源 → 身の回りにたくさん(建材・ゴミ、ホコリなど)
沖縄では年間を通してカビが発生しやすい条件が当てはまります。
カビが生えることで悪臭・アレルギー(喘息・アトピー)・物の劣化(家具や建材等)の原因になるので注意が必要です。
洗濯物が乾きにくい
沖縄(参考数値那覇市)では年間を通して日照時間が短く、降水量も多いため外干しができないということも多いです。事前に室内干しが出来る環境(または乾燥機)を作っておくことが重要です。
洗濯物が乾きやすい条件
・温度20℃以上(高い方がいい)
・湿度50%以下
・風があること
*洗濯物の乾きには 温度 < 湿度 の方が重要になります。
年間を通して湿度が高い沖縄では、除湿をしながら部屋干しをしないとなかなか洗濯物が乾かないというのが現状です。
洗濯物が乾くのに時間がかかると衣類内部の菌が繁殖し、イヤなニオイを発生させたり、カビの原因にもなる為、乾きやすい条件を整えてあげることが重要です。
除湿機の選ぶポイント 3選
除湿機を選ぶ際は、沖縄の気候を前提条件に選ぶ必要があります。
沖縄の気候特徴おさらい
- 年中暖かい 平均気温は那覇市で23℃(冬場でも15℃以上)
- 湿度が高い 平均湿度梅雨時で80%以上以上、冬場でも70%弱
この2点をべースに除湿機の選ぶポイントを解説していきます。
1.沖縄にあった除湿方式で選ぶ
一般的な除湿機は湿気を取るために3種類の方式があります。
コンプレッサー式除湿機(冷やして除湿するタイプ)
湿った空気を冷却器で冷やして、湿気を取るタイプ。ヒーターをつかわないので消費電力が低く省エネです。
・メリット
夏場や暖かい地域向け
除湿能力が高い
消費電力が少ない
・デメリット
本体が大きく、重たい
コンプレッサーの振動音がある
室温低下に弱い(室温15℃以下で最大除湿能力値半分程度)
年中暖かく、湿度が高い沖縄には省エネでハイパワーなコンプレッサー式がおススメです!冬場も室内は20℃前後がほとんどなので除湿能力が高いモデルを選んでおけば問題ないです。
デシカント式除湿機(ヒーターを使うタイプ)
「デシカント素子」という乾燥剤のフィルターに湿気を吸着させて除湿する方式です。
除湿能力が低下しにくいですが、ヒーターを使うので消費電力が多くなります。
・メリット
年間を通して除湿量が変わらない
軽量でコンパクトな機種が多い
運転音が静か
・デメリット
最大除湿量のベースが低い
コンプレッサー式と比べ電気代が高め
ヒーターを使うため、室温上昇が大きい
デシカント式は除湿能力が低いモデルが多く、室温上昇が大きいので高温多湿の沖縄にはあまりおススメしていません。どうしても軽いものじゃないと困るとかでなければ購入は控えましょう。
ハイブリッド式除湿器(コンプレッサー+デシカント)
2方式のメリットを融合。
コンプレッサー式の弱点「気温が下がると除湿量が下がる」をカバーして年中ハイパワーに除湿ができる。
・メリット
一年中、ハイパワーに除湿ができる
デシカント式と比べ省エネ
衣類乾燥スピードが速い
・デメリット
本体が大きく、重い
値段が高め
コンプレッサー式同様におススメの方式です。乾燥スピードがコンプレッサー式より早いのが特徴なので乾燥スピード重視の方にお勧めです。
2.除湿能力は目安畳数より1ランク上を選ぶ
1日あたりの除湿量 | 木造住宅の除湿能力 | 鉄筋住宅の除湿能力 |
4.5L~6.3L | 6~8畳未満 | 13~16畳未満 |
6.3~8.0L | 8~10畳未満 | 16~20畳未満 |
8.0L~11L | 10~14畳未満 | 20~28畳未満 |
11.0L~18.0L | 14~23畳未満 | 28~45畳未満 |
除湿能力は1日あたりに除去できる水の量で表します。
除湿機は大は小を兼ねる家電なのでよりハイパワーモデルがオススメです。
予算を抑えたいという場合は使用する部屋の畳数にあった除湿能力を基準に選びますが、湿度が高い沖縄では最低でも1ランク上の性能モデルを選ぶようにしましょう。
3.タンク容量も大きめを選ぶ
除湿機は除湿した水をタンクにためる仕様になっています。
満水になると除湿運転をストップし、手動で一度水を捨てることで再稼働する仕組みです。
タンク容量が小さいと満水になりやすく、湿度が高い沖縄の場合は水を捨てる頻度も多くなり、結構面倒なことが多いです。
タンク容量も大きい製品を選ぶことがオススメです。
4.その他オススメ機能
・除菌・消臭可能なイオン
パナソニックやシャープの除湿機に搭載している機能。
部屋干しやカビの抑制に。
・内部乾燥機能
本体に残った水分や湿気を乾燥させる機能。
内部を清潔に保ちます。
・夜干しモード
音を静かに部屋干し出来る機能。
就寝スペース近くで除湿機を回す場合に便利。
・連続排水
本体にホースを接続し風呂場などに排水することができる機能。
タンクが満水になると除湿できなくなるという欠点を解消し長時間の除湿が可能になります。
・キャスター
除湿量が上がると重量が重くなる傾向にあります。
持ち運びに便利なキャスター付きがオススメです。
家電量販店では4月前後から新製品入れ替えが始まっているので上記通販サイトの除湿機は激安です!在庫ある内の購入がオススメです!
※通販サイトの在庫次第のため、在庫状況は責任をもてませんのでご了承ください。
主なメーカー
三菱
シャープ
パナソニック
コロナ
アイリスオーヤマ
Amazon、楽天市場で買える今が買いの除湿機
Amazon、楽天市場でお買い得になっている、沖縄向きのハイパワーモデルをご紹介します。
*2024年4月2日調査時点の在庫、価格情報の為、変動する可能性があります。
今回のまとめ
高温多湿な沖縄には除湿機は必須となっています。
沖縄では湿気によるカビや部屋干し対策が重要なため、除湿機を用意しておくことでより快適な生活を送ることができます。
沖縄で除湿機を選ぶポイントまとめ
- コンプレッサー式かハイブリッド式を選ぶ
- 除湿能力は最低でも1ランク上の性能を選ぶ
- タンク容量も大容量を選ぶ
- その他オススメ機能も含めて選ぶ
今回の除湿機の選び方ににあわせて、各メーカーの2023年度の除湿機のラインナップの中から沖縄にあった除湿機を徹底調査し、ランキング化しました。こちらの記事を見ることであなたにあった除湿機がきっと見つかります。ぜひ、ご参照ください。
次の記事では、沖縄に必須な家電【エアコン】をご紹介しています。「沖縄に最適なエアコンの選び方」がわかるのでよければご参照ください。
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