パナソニックから2024年10月発売の4Kチューナー内蔵:全自動ディーガ(ブルーレイレコーダー)のラインナップが発表されました。
前回のモデル(2022年5月発売)から約2年ぶりのモデルチェンジとなります。
ただ、家電品のモデルチェンジって「何が変わったか」わかりづらいですよね?
家電の新製品が発売される場合は次の2パターンがあります。
- 機能や外観がさらに良くなった
- 機能外観は変わらず、型番だけが変わった
「新しいものはいい」と思い込んで、何も調べずに購入してしまうと、高い買い物で終わることも。。。
今回は、パナソニックの全自動ディーガ(ブルーレイレコーダー)、2機種の違いをリサーチしましたので、解説していきます。
2024年モデル 4Kチューナー内蔵:全自動ディーガ【DMR-4X403】
2022年モデル 4Kチューナー内蔵:全自動ディーガ【DMR-4X602】
私、アルパ家は家電量販店で15年以上の経歴があり、家電の知識と価格が安いか判断できる知識を持っています。
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パナソニック:DMR-4X403、DMR-4X602シリーズの特徴
2024年「DMR4X403」、2022年「DMR4X602」違い
2024年モデルと2022年モデルの主な違いは、次の9箇所です。
- 発売年度の違い
- ホーム画面がネット動画アプリっぽくなり使いやすくなった
- プロフィール登録機能に対応
- 編集機能が使いやすく進化
- リモコンの使い勝手が進化
- 外付けUSB-HDDの最大容量が8TB対応可能に
- ネット動画再生機能を廃止(劣化ポイント)
- 内蔵HDD容量の変更
- 内蔵HDD容量の変更による若干の仕様変化
今回の新製品はより使いやすくなりました!
1.発売年度の違い
新型 DMR-4X403:2024年10月
旧型 DMR-4X602:2022年5月
人気の全自動ディーガ、待望の新製品が約2年ぶりに発表されました!
2.ホーム画面がネット動画アプリっぽくなり使いやすくなった
新型のDMR-4X403ではホーム画面がネット動画アプリのような仕様に変更。(AmazonプライムビデオやNetflixなど)
サムネイル(小さな画像)と番組説明が表示されるので「おもしろそうな番組」が直感的に選びやすくなりました!
ホーム画面の変更点詳細
- デザインの刷新:
- ホーム画面が新たにデザインされ、番組のサムネイルと説明が大きく表示されるようになりました。これにより、ネット動画のように簡単に目的の番組を見つけやすくなっています。
- ジャンル別表示:
- よく視聴する番組やジャンルが自動的に整理され、一覧で表示される新機能が追加されました。これにより、視聴履歴に基づいておすすめの番組が表示されるようになっています。
- 表示項目のカスタマイズ:
- ホーム画面の表示項目をカスタマイズできるようになり、全24種類のジャンルから最大16ジャンルまで選択可能です。これにより、ユーザーの好みに合わせた表示が可能です。
3.プロフィール登録機能に対応
最大6人分のプロフィール登録が可能。プロフィールを切り替えることで、家族それぞれの好みにあわせて、使い分けができるようになりました。
4.編集機能が使いやすく進化
新型のDMR-4X403では次の3つが使いやすく進化しています。
- 編集画面の表示:
- 編集中の画面が大きく表示されるようになり、ニュース番組などで画面に表示される時刻や見出しが確認しやすくなりました。これにより、編集作業がより快適に行えるようになっています。
- チャプター表示の改善:
- チャプター表示が見やすくなり、編集点がより選びやすくなりました。コマ数表示も追加され、細かい編集がしやすくなっています。
- プレビュー機能:
- 編集中に番組のプレビューが全画面で表示されるようになり、番組の見出しや時計表示などを見ながら編集を行うことができます。
5.リモコンの使い勝手が進化
- 直感的な操作性:
- リモコンの操作がネット動画アプリに近い仕様になりました。十字キーの左右を押すことで、10秒戻しや10秒送りが可能になり、スムーズな操作が実現しました。
- ボタン配置の改善:
- よく使うボタンがよりアクセスしやすい位置に配置され、操作が簡単になりました。特に、再生や停止、録画などの基本操作が直感的に行えるようになっています。
- 新しいホーム画面対応:
- 新しいホーム画面に対応したボタン配置が採用されており、番組のサムネイルや説明が大きく表示されるため、目的の番組を簡単に見つけやすくなっています。
6.外付けUSB-HDDの最大容量が8TB対応可能に
新型 DMR-4X403:8TB
旧型 DMR-4X602:4TB
レコーダー本体の容量が足りなくなった際に、外付けUSB-HDDをつけることで録画時間の増量ができます。新型のDMR4X403では大容量の8TBまで対応しています。
全自動ディーガは自動で録画を録り溜めてくれる分、容量もたくさん使います。8TB対応になったのは嬉しい内容です!
7.ネット動画再生機能を廃止(劣化ポイント)
新型 DMR-4X403:ネット動画非対応
旧型 DMR-4X402:ネット動画対応
旧型DMR4X602:ネット動画対応アプリ
- Netflix
- Hulu
- U-NEXT
- Amazon Prime Video
- YouTube
- DAZN
- ABEMA
- DMM.com
- radiko
新型のDMR-4X403シリーズではネット動画対応の機能を廃止。
最近ではテレビや「Fire TV Stick」、「Chromecast」を使ってネット動画を視聴することが当たり前になっています。そのため、今回の新型からはネット動画を非対応にし、他の機能の向上に努めています。
8.内蔵HDD容量の変更
新型 DMR-4X403:4TB
旧型 DMR-4X602:6TB
新型のDMR4X○03シリーズからは1番容量の小さいモデルを4TBに変更しています。
※4Kチューナー内蔵全自動ディーガの新旧ラインナップの最小モデルを比較
9.内蔵HDD容量の変更による若干の仕様変化
・USB端子の数
新型 DMR-4X403:2(USB2.0 1系統、USB3.0 1系統)
旧型 DMR-4X602:3(USB2.0 1系統、USB3.0 2系統)
・消費電力
新型 DMR-4X403:消費電力約39W/年間消費電力量34.0kWh/年
旧型 DMR-4X602:消費電力約43W/年間消費電力量37.9kWh/年
・質量
新型 DMR-4X403:約3.3kg
旧型 DMR-4X602:約4.0kg
仕様・価格比較
2024年モデル | 2022年モデル | |
型番 | DMR-4X403 | DMR-4X602 |
販売価格 (2024年10月6日時点) | 150,000円 | 137,800円 |
発売年度 | 2024年10月 | 2022年5月 |
内蔵HDD容量 | 4TB | 6TB |
対応チューナー | 地デジUHF BS・110°CS BS.CS4K | 地デジUHF BS・110°CS BS.CS4K |
HDMI AV出力 | 2 | 2 |
USB端子 | ○(2) | ○(3) |
LAN端子 | ○ | ○ |
外付けUSB-HDD対応 | ○ 最大8TB対応 | ○ 最大4TB対応 |
無線LAN対応 | ○(内蔵) | ○(内蔵) |
お部屋ジャンプリンク対応 | ○ (2ヶ所同時配信対応) | ○ (2ヶ所同時配信対応) |
サムネイルホーム画面 | ○ | × |
プロフィ-ル登録 | ○ (最大6人分) | × |
ネット動画対応 | × | ○ |
外付けUSB録画対応 | ○ 最大8TBまで (公式発表) | ○ 最大4TBまで (公式発表) |
年間消費電力 | 34.0kWh/年 | 37.9kWh/年 |
本体寸法 (幅×高さ×奥行き) | 430×60×239mm | 430×60×239mm |
質量 | 約3.3kg | 約4.3kg |
DMR-4X403の仕様詳細はこちら「パナソニック公式HP」
DMR-4X602の仕様詳細はこちら「パナソニック公式HP」
新製品DMR-4X403は「機能や外観がさらに良くなった」モデルになります。ただ、性能を落とした点もあるため、あなたにあった商品を選びましょう!
- 発売年度が新しく、より使いやすさにこだわるなら:新製品「2024年モデル DMR-4X403」
- 内蔵HDD大容量で安く買いたい+ネット動画機能が欲しいなら:型落ち「2022年モデル DMR-4X602」
発売年度が新しく、より使いやすさにこだわるなら DMR-4X403
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内蔵HDD大容量で安く買いたい+ネット動画機能が欲しいなら、型落ちモデル DMR-4X602
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アンテナ線(BSがある場合1本追加で必要)、HDMIケーブル(映像・音声ケーブル)は別売りです。買い忘れがないように注意しましょう!
今回のまとめ
今回は、パナソニックの4Kチューナー内蔵の全自動ディーガ:DMR-4X403(2024年モデル)とDMR-4X602(2022年モデル)の違いに絞って、ご紹介させていただきました。
今回の結論は、次の内容です。
- 発売年度が新しく、より使いやすさにこだわるなら:新製品「2024年モデル DMR-4X403」
- 内蔵HDD大容量で安く買いたい+ネット動画機能が欲しいなら:型落ち「2022年モデル DMR-4X602」
ご購入の参考になれば幸いです。
4Kチューナー内蔵全自動ディーガのラインナップが知りたいという方は、次の記事をご覧下さい。
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